高齢者のうつ症状

脳科学理論による脳幹トレーニングで、明るくハッピーな、
シニア・ライフを築きましょう。

高齢者のうつについて

定年退職後、第二の人生を迎える時当たりから、人々が老人がうつになってしまう状態を「高齢者うつ」と呼びます。

高齢者うつの原因の多くが●疎外感や ●社会から必要とされないなどと思い込み、
「どうでもいい」「やる気が出ない」「家から出たくない」「楽しくない」「何をするのもおっくう」という症状などに現れます。

高齢者うつのきっかけは、小さな出来事がきっかけとなり、
体調が悪く寝込んだ時などを機に、発症する場合が多い。
重要なのは、高齢者うつは、シニアの心の病気の中では、痴呆に続く2番目にかかりやすい病なのです。


高齢者うつと感じたら

社会では活発だった人が、突然社交が嫌になり、希望が持てないとネガティブな、暗い方向性に入っていきます。
今までと違う行動が目立ってきたら要注意。

高齢者うつは軽度であれば自然に治る事もありますが、カウンセリングを受けて手当を受ける事が必要なケースも
あります。

カウンセリングの中で、話をするという事も一つの社交復活の入り口となります。
人とのつながりを安心して持つ事で、人生のクォリティを見つめ直したり、新たな自分の内面を見つけたり
きっかけになったりする点が、ハッキリ見られます。

高齢になると、夜の眠りが浅くなりがちだったり、
身体の機能の低下があるので、疲れやすくなったり、【老化現象】という感覚を持ちやすいですが、
その問題よりも、日々の質が、心へどのように影響するかが大切なポイントです。

きっかけ、出会い、発見など、機会の有無により、回復にも大きく左右されます。


高齢者うつの予防のために

自分自身、家族の工夫で、予防をする事も出来ます。
旅行などの機会に自然と触れ合ったりすることは、心の栄養にもなります。
日頃のガーデニング、菜園、散策も良い機会です。

今までにしたことのない、趣味を始める事は(楽器・コンピューター・料理・絵画などなど)
大きな刺激となり、楽しい第2の人生へとつながります。


回復のために出来る事

1.苦しいという心の中を家族・友人・周囲の人に言って知ってもらい、助かるきっかけを作る。

2.正しく理解してもらえる、客観的立場のカウンセラーなど、専門知識のある人に相談する。

3.あまり多くの仕事を一人で背負わずに、整理し、優先の高いものだけを選ぶ。

4.これなら出来るという感覚を失わず、能力を保持できるようにし、大きすぎる責任は負わないように心がける。

5.激し過ぎない、楽しく出来る運動をする。

6.外へでられる機会を作り、映画、観劇、スポーツ観戦、芸術鑑賞、など機会を見つけてみる。

7.うつ症状が回復するまで、引っ越し、転職、結婚、離婚などの重要な決定事項を避ける。

8.何か肯定的に接してくれる人と話したり、ポジティブに思わせてくれる社会との関わりをもつ。

9.この苦しさは、必ず良くなると、自分の自然治癒力を信じる。

うつ症状は、

時間をかけて進んで行きます。原因も人それぞれに様々です。
回復の経路も、早い人もいれば、遅い人もいますが、必ず治ります。
自分の苦しみを、人も味わっているかも知れません。思い切って、話しかけて、打ち明けると相手の人の心にも
同じような事があるかもしれません。

そしてご家族で、心配な状態があった場合、ためらわずに気がついた人が、専門家の話を聞きに行ってみましょう。
手遅れにならない時間を大切にしてください。

誰でも、「私は一人」思いがちです。
でも一人ではありません。 そう思ってしまうところから、違う自分への出発です。

勇気を出して、打ち明けて下さい。


 優しい癒しの時間を過ごす、心理療法で自然に回復できる
                  プログラムがありますので、ご相談下さい。


 


      




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