虐待の種類 (DV) 世代連鎖を止めるために

どんな行為でも、相手が嫌だと思っている行為を相手に継続して行うことは、虐待と解釈できるのです。
いかなる言い訳も、通用はしません。
たとえ、虐待をしている人の心に大きな心の傷がかくれているとしても、
この世において虐待の奴隷をつくることは、許されていないのです。

虐待は、人の心に地獄を造りあげます。
そして、その人の地獄は、次の世代の人の心に地獄の扉を開いてしまうのです。

ここまで悲しみの深くなった時代は、ここで終わりにさせなくてはいけないですね。
きっと、そんな時を創っていけるはずです。




下記は、みな虐待の例です
1 身体的虐待 暴力をふるう・
2 異常な体験 戦争・大災害・犯罪被害・レイプ・大事故・大手術・地域紛争・
3 精神的虐待 暴言・嫌み・皮肉・人格の否定・罪悪感の植え付け・
4 ばかにして扱う・容姿をけなす・「 産むんじゃなかった」などと子供の心を傷付ける言葉・
5 その人が大切にしている物を破壊したり、かわいがっているペットへの暴力・
6 親や家族の性格・精神障害 アルコール薬物依存・情緒不安定・強迫神経症・心気神経症・疾病恐怖・だらしない・
7 狂信的信者・子供に信仰を強いる・カルト信者・家族が・有名人・変人の関係者をからかう・
8 家族の失踪・自傷行為・異常に厳格・けち・完璧主義・短気・攻撃的・
9 マゾヒスティック・サディスティック・ヒステリック・異常に熱中する・
10 .家庭内不和・機能不全家庭 家庭内暴力・両親の不仲・嫁 (婿)と姑舅の不仲・家族内での暴言・複合家族とのトラブル・
11 無秩序・タブーの強要・両親の異性問題、不倫・冷たい雰囲気・
12 無視・二グレクト 養育遺棄・養育放置・不適切な食事、衣服、看護や医療の与え方・
13 子供の自主性を妨害する あら捜し・部屋を探る・侵入的・人権侵害・過干渉・説教魔・異常な教育熱心・
14 ペットのような扱い・溺愛・過度のあまやかし・
15 家族・親族の秘密 私生児・出生の秘密・親の浮気・精神病・遺伝病・犯罪歴・
16 過剰な期待・ 親の果たせなかった夢を子供に託す・同胞や従兄弟、知り合いなどといつも比べる・
17 家柄の重圧をかける(政治家、医者、有名人、教育者など)・
18 親の業績や活躍を子供にも押し付ける・
19 性的な被害 親が猥談をする・子供の前でポルノを見る・親の浮気現場を見る・
20 不安な雰囲気・緊張のある家庭・ 家庭内に病人がいる・空気がいつも張り詰めていてホット出来ない・子供の病気治療放棄・
21 支配的な親・家族の死・悲しそうな親の様子・年中子供に愚痴を言う・
22 「あなたのために離婚しない 」などと子供に自責感を植え付ける・
23 親の子供に対する嫉妬・
24 子供が親のカウンセラー役になっている・
25 養育の不充分・無関心 仕事中毒・共働き・病弱・子育て放棄・家事放棄・養育無能力・実質的な親の不在・
26 預けられた所でつらい思いをした・子供への無関心・
27 親の価値観を押し付ける 「 お金が全て、人は信用するな 」などの洗脳・学歴、肩書き、成績の偏重・
28 見栄っ張り・世間体ばかり気にする・親の能力を押し売りする・
29 環境・近所のストレス・ 経済的不安・親の失業・瀕回の転職・瀕回の引越し、転校・海外生活・社宅住まい近所からの干渉・
30 同居人への気兼ね・家業が家庭の中に侵入している・家内工業=仕事場に住み込み(個人空間への立ち入り)・
31 不平等・差別の虐待・ 同胞が障害者・同胞が病弱・男女間での不平等・同胞が優秀である為に差別される・
32 親の関心が特定の同胞に向いている・同胞間での不仲、葛藤・
33 望まれずに生まれたと感じる家族の様子・親が極端に同胞を不平等に扱う・
34 両親または片親がアダルトチルドレン・ 親の育った環境が、子供へと連鎖して伝えられる・
35 親の表情と行動の不釣り合い= 顔は笑っているが、目がつりあがっている・目は笑っているが、言葉が否定的である・
36 口では褒めているが、とてもそんな表情ではない・態度は肯定していても、
その後の行動がまるで一致していない、などの矛盾した様子・
37 大人からの押し付け環境状態 親が自分でなすべき仕事を、子供がせざるを得ない状況・
38 年老いた親の介護をしながら、親が引け目を感じるような言動により、親が逆らえないような状況を強いる・
その他 対象は子供だけではなく、大人同士の関係、夫婦間、家族間・友人関係でも、
不快な状況を数度にわたり味わうという影にも、いろいろな虐待がかくれています。

              

           
  特に子供は、自分が悲しい思いをしたり、ビックリしたりすると、それを自分のせいにしてしまいます
『 自分が悪いから、こんな思いをしているんだ。』と思い込んでしまうのです
それを 誰にも言えず 自分は悪い子なのだと思い続け 心の傷を深く深く刻んでしまうのです



家族や大人が子供を傷つけるのは簡単ですが、虐待によって傷付いた人が立ち直るためには
家族とのきづなを絶って治療を行うぐらいの過程を必要とする時があるのです。
傷を受けた場所を去らなければ、傷を癒すすべがない、そんな事が起きてはいけません。



治療に結びつくためには
本人自身が虐待を受けたと認め、そこから癒されなければと、決心しなければいけません。    
それは、勇気のいる作業です。

虐待の存在に気づいたら、すぐに SOS、誰か専門家を呼んでください。


 まず、抱きしめてあげましょう

 そして、なるべく早く、心身の治療をしなければいけません。



傷ついた子供時代は、脳内快楽ホルモン・レベルのとても低い状態を作り出します。
  従って、人生の喜び、感情の盛り上がり、人間的感激などを感じられにくい、麻酔がかかったような感覚があります。



子供の頃の傷つき体験や、解決していない感情・不安は、環境の変化が生じる場面でも、急浮上することがあります。
  結婚、妊娠、不妊治療、出産、育児、移住、別離、離婚、病気など、さまざまな人生の転機に、不安感が強くなったり、
  心の不安定状態に悩むこともあります。

  それは、心に傷を負った子供時代に重なるストレス状態で、潜在意識のフラッシュバックとも言え、多くの人が体験します。
 
  そんな時は、一人で我慢せずに、専門家にその状態を話してみるとよいです。

  原因を分析したり、セラピーを取り入れていくことで、いろいろな気づきを通して、新しい感じ方を育てていくことができます。

   マタニティブルーや育児ブルーも、とても辛いものです。
   しかたないとあきらめずに、良い状態を導くためにも、少しへこたれて、誰かに甘えてみるのも良いことです。



    緊張した心が、不安感を増長させてしまうので、自律神経を不調にしたり、体調不良になることもあります。
    自分の世話をする時間が必要です。


    
虐待を受けた人は、自分を大切にすることがへたです。
        自分を大切にする方法を、おぼえましょう。


  
頑張ってしまう人は、自分のがんばっている姿を忘れてしまい、もっと頑張らなければという心の奥(潜在意識パターン)からの
  指示に従ってしまいます。

  自分を認めるためのワークなど、機会があれば受けてみるのもよいでしょう。
  自分を大切にすることで、心が安心し、緊張が取れるのです。



    インナーチャイルド・セラピーのページへ(潜在脳からの癒し)
     


           

                      

                

               
















inserted by FC2 system