<結 婚>は、人生の墓場だなんて、いったい誰が言ったのでしょう?
結婚前も結婚後も、結婚には悩みがつきもの。

それだけ、価値のあるイベントだという事なのでしょう。
「お互いに必要だと感じたから、一緒にいるのに何か段々ズレて来たみたい・・・・」
「この人となら何でもさらけ出せるけれど、生涯の伴侶としては何かが違うような気がする。」などなど。

二人が親しくなればなる程、いろいろな食い違いや、疑問が生じて来るのは極々当たり前のことです。
『結婚前は、あんなにうまく行っていたのに・・・・』なんていうことも、あるでしょう?

結婚というのは、眞に心の中をひっくり返して見せ合うような相手との深い付き合いですね。

そして、そんなあたたかい関係だからこそ、時間の経過とともにお互いが深層意識に持っているものが、
しだいに溶け出し姿を現して、浮かび上がってくるのです。

時には、それが激しくぶつかり合って、もう修復出来ないのではないかという、弱いエネルギーに支配されてしまう事もあります。
修復できるか出来ないかは、それぞれのケース、人々の意識によりけりです。。

でも、だいじょうぶ。

戦争のような2人の様子、まったくOKです。
成るべくして成っている状態で、二人の他人がいれば避けられないプロセスなのです。

潜在意識の中には、胎児の時から体験した全ての記憶がインプットされています。

この貯蔵意識の範囲は、脳の約90%を占めているにも関わらず、普段の生活の中ではほとんど意識されず、
思い出す事もないままに存在しています。

私達は皆、残りの10%ほどの表面意識をコントロールしているつもりで生きています。
普通に人と付き合うのと違い、濃い人間関係の結婚相手となると、この潜在意識の情報が問題点となるのです。
潜在意識の記憶というものは、本当のリラックス状態がなければ、顕著に現れない領域の意識場です。

親しくなった二人のあたたかい温もりによって、過去の人生のイベントの中で体験しインプットされた記憶、特にネガティブな
体験からの、抑圧され押しやられた、潜在意識の中の記憶が、一騎に激流のごとくに溶け出して来るのです。

特に幼少期に、ツライ体験をすると感覚遮断や感覚麻痺を起こしやすく、その時のネガティブな感情をまるで感じなかったかのように
抑圧してしまうという、人間の防衛反応が起こります。

しかし、抑圧というのは、削除ではなくて深層心理へのSAVE・貯蔵を意味しています。
つまり、封印された記憶の部屋とでも理解すると良いでしょう。
その部屋の中にあるのは、記憶だけでしょうか?
違うのです。
昔々に傷ついた、その時のあなたが、そのままの姿で本当の喜びや癒しを求めて待ち続けて生きているのです。
その存在を私達は
<インナーチャイルド>ど呼んでいます。
親しくなったパートナーに癒して欲しいから、インナーチャイルドはその姿を現します。
二人がお互いに持っているインナーチャイルドが、癒しあえる事もありますが、激しくぶつかりあってしまう事が多いのです。

マリッジカウンセリングでは、この潜在意識の記憶を分析したり、インナーチャイルドに目を向ける事が、治療のための重要要素となります。
二人の本当の、深い思いに気付き、お互いがそのことを分かり合っていけば、今迄の二人の関係は全く違うものへと変わって行きます。


簡単なインナーチャイルドの傷つき度チェックをしてみましょう。Inner Child のペ−ジへ

 もしも現在、虐待を加えている人、虐待をされている人がいらしたら、どちらにも深い深い心の傷があることに気付かなくてはいけません。

自分だけでは、どうしょうもない、解決出来ない事もあるのだ>ということを認め、受け入れて、専門家に頼ってみて下さい。
特に深刻な虐待行為がある場合は、マリッジカウンセリングは、慎重に進めていかなければいけません。
自分だけで我慢していては、二人の関係は壊れていく一方です。
お互いに別れる事に対して、何か迷いがある、思い残しがあるのなら、必ず解決の道があります。
今の問題を、きちんと解決しないで他の誰かと一緒になっても、同じような問題を繰り返す相手を再び選んでしまう、
というケースはとても多いのです。
そんな<繰り返し人生>の傾向から遠ざかるためにも、マリッジカウンセリングは有効なものです。
夫婦げんかの時に、忘れてはいけないこと。
「 私は、○○○だと感じます。」「 私は、○○をして欲しかったです。」
という
< アイ・メッセージ >を心がけてみましょう。
このアイ・メッセージは、伝わる波動もやわらかく、相手の心に深く届きます。
妻「 あなたが、忘れるから、いつも私がやることになるんです。」
夫「 うるさいな、それなら最初から頼まなけりゃいいだろ。」

妻「 何で、あなたはいつもそんな子供のようなことを言うの? 少しは自分の間違いを認めたらどうですか。」
夫「なんだ、このくそばばあ、黙ってろ。顔も見たくない。」

などと、どんどんエスカレートしていくのが、<あなたメッセージ>なのです。
愛・メッセージを、大切にしてみてください。
<結婚生活のためのワーク>をすることによって、あなたとあなたのパートナーが、二人の関係のうえにおいて成長していける、
ポジティブ夫婦エネルギーを造ることができます。
やけになったり、焦ったりする前に、少し時間を止めて立ち止まり、ワークをしてみるのも、無駄ではないかもしれません。



            

         
          


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